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河文について

400年続く、名古屋最古の料亭 河文

江戸時代は名古屋城築城のころ、“碁盤の目”が作られていく名古屋の街に、
清須越しで移り住んだ河内屋文左衛門(かわちやぶんざえもん)。
魚屋として創業し、後に尾張徳川にその目利きを認められ、仕出し、料理屋として歩みながら、歴史を紡いできました。
江戸から続く、市内で唯一の料理屋。名古屋で最も長い歴史を持ちます。
受け継がれる伝統を大切に、時代に合わせて挑戦しながら、新しい文化を生み出しています。

美学

根底にあるのは、名古屋が誇る歴史と、文化を継承し発信したいという想いです。建物の母屋部分は、建築家の篠田進、川口喜代枝による数寄屋建築。旧御園座も手掛け、名古屋の建築界を牽引した匠の技により、この建物は登録有形文化財となっています。

名鉄中興の祖・土川元夫の紹介から、近代建築の巨匠と呼ばれた谷口吉郎が中庭と「水鏡の間」を昭和四十六年に設計。その後、石の彫刻家・流政之が「床の間が水に浮いたような感じにすると良い」と庭の造作を手掛け舞台にも使える石の床の間が完成しました。庭の奥には、名古屋城築城の際に真南の目印として植えられた椎の古木がそびえ立ち、この真下で年に二度、日本舞踊や能、歌舞伎などの古典芸能を披露しております。

かつて名古屋の迎賓館として国内外の賓客をもてなしたように、現在も、料理屋という枠にとらわれず、新しい集いの場として文化を発信しています。

歴史

寛永年間創業の料亭、河文。その歴史は、名古屋城築城の後から始まります。初代 河内屋文左衛門は清須越しにて碁盤割りの名古屋の街へと移住し、当初は魚屋「河内屋」として幕開けをしました。尾張徳川家より献上する魚の目利きが素晴らしいと称えられ、仕出し屋、料理屋へと転身。江戸時代は「御納屋」(御納屋仁右衛門創業)、「近直」(近江屋直吉創業)、「大又」(大野又右衛門創業)と「河文」が魚の棚通り沿いに軒を連ね、界隈では「魚の棚四軒」といわれていました。

文政年間になると芸者が料亭で酒宴の間のとりもちをするようになり、明治六年には上長者町に「盛栄連」と言う芸者の組合が誕生。「河文」は名古屋随一の芸者のあがる店として、後に「芸の河文」とも呼ばれるようになります。

明治以降は中日本随一の迎賓館として、伊藤博文、吉田茂、田中角栄などの歴代首相や、ミッテラン元仏大統領など、国内外の要人が来訪。数々の著名人たちに愛され、2019年には、名古屋市内において行われた「G20 愛知・名古屋外務大臣会合」の外相主催夕食会が開催されました。

伝承

400年の歴史の中で時代背景に合わせ少しずつ変化するその様は、文化を伝承するために、代々の主人が挑戦と変革を続けてきた軌跡でもあります。現在は、靴履のままご利用いただけるように館内を改装。車椅子や杖を利用されるお客様、乳幼児を連れてのご来店でも過ごし易いように、椅子席を主流とし、海外からのお客様にもより親しみやすい環境整備に努めています。

大事なのは、おもてなしの心。
心を込めたお料理とともに、貴重な一時をお過ごしいただく場を提供していきたい。
この想いはいつの時代も変わらないものでしょう。