料亭 河文のウェディング
パーティーレポート
〈NEW!!〉想いをひとつずつかたちに
「伝えたかった想いを届けた後悔のない1日」
披露宴会場 : 水鏡の間
挙式スタイル : 人前式
参列人数 : 35名
ーWedding party reportー
後悔のない1日にするため 全てのアイテムやシーンに意味を持たせ
120%の力を注いでご準備を進められたおふたり
結婚式後も記録に残るお写真や映像にもこだわりを持って
お打ち合わせを進めてくださいました
まずはロケーション撮影からご紹介します
ーLocation photoー
挙式の3ヶ月前 雨の日の前撮りで愛車と共に撮影した特別な1枚
まるで映画のワンシーンのような写真はロケーションフォトならでは
おふたりもお気に入りの1ショットです
足をのばしてお隣にある姉妹店THE KAWABUN NAGOYAでも撮影を
当日はお召しにならないカラードレスでの撮影を行いました
そしてここからはご結婚式当日
前撮りだけでなく 当日も挙式前のお時間を使って
おふたりの記念のお写真をたくさん残していただきました
ーPhoto shootー
前撮りでは撮影を行わなかった外観や石舞台
また料亭河文にある調度品とのお写真など
館内にあるフォトスポットを巡っての撮影
ーFirst meetー
少し緊張した表情で待つ新郎様の元へ花嫁が向かいます
ドキドキとワクワクが重なるファーストミート
「ドレス選びを新郎と一緒にしていたのでドレス姿は何度も見られていましたが
ヘアーメイクやアクセサリーを着けた姿を見られるのは初めてでした
とても喜んでくれたので嬉しかったです」
ーFamily meetー
「実母とは普段から顔を合わせているので タキシードやドレスを着て会うのは少し恥ずかしいような
成長した姿を見せられて嬉しいような 色々な感情が混ざって緊張していました
母は相変わらず能天気でどこか他人事のような感じで『雨が降らなくて良かったですね』と一言
普段は言えない感謝の気持ちを伝えようか迷っていましたが
"少し他人事っぽい距離感が我が家らしくていいな"
と改めて思い 普段どおりに接することにしました
付き合っていた期間が長かったのでやっとここまで来たな
本当に結婚式をするんだなと実感した瞬間でもあります」
「両親と会うのは久しぶりだったので緊張しました
父は元々結婚式に参列しないと言っていたので どんな風に顔を合わせてくれるか心配でした
母はとても喜んでくれている様子でした
父は緊張しているせいか 多分喜んでくれていると思いますが無言でした(笑) 」
ーReception itemー
ウェルカムスペースにはタキシードとウェディングドレスを用意
お越しになったゲストをお出迎えします
ーBride's outfitー
Dress:TREAT MAISON(トリート メゾン)
Tiara:Maria Elena(マリア エレナ)
Back headband:Keren Wolf(ケレン ウルフ)
シンプルなサテンのAラインのドレスにケープをカスタム
後ろの縦リボンは取り外しも可能で お式前の写真撮影では
どちらのスタイルでも楽しんでいただきました
また 披露宴からはティアラをバックカチューシャにスタイルチェンジ
料亭河文の厳かな雰囲気と 新婦様の大人で可愛らしい雰囲気に
とてもよくお似合いでした
ーWedding ceremonyー
「ベールダウンの際 母からは『幸せになってね』と声をかけられました
リハーサルでは普通にベールダウンができていたのに 本番では号泣していたので
そのギャップが面白くて笑ってしまいました
私はママっ子なので ママの温かいベールで守ってくれて
育ててくれてありがとうという気持ちでいました」
ウェディングキスの代わりにおふたりらしくウェディングハグを
その後にお互い笑顔で見つめ合い両手をぎゅっと握り合っていたシーンは
とてもほほえましい瞬間でした
ーMarriage Certificateー
受付でゲストの皆様に協力をいただき世界にひとつだけの
素敵な押し花の結婚証明書が出来上がりました
ーお弁当これくしょんー
おふたりがご用意されたこだわりアイテムのひとつ
「学生の頃からの友人には 我が家のお弁当が個性的なことは知られていました
特に高校の恩師である先生方からは『将来息子につくるお弁当の参考にいつかまとめてほしい!』
と前々から依頼を受けていたこともあり せっかくの機会なので結婚式の催しとして
用意しようと思いました
母は『ねぇ〜今見ても美味しそうだねぇ』と言っていました
主婦の皆さんから『お弁当はこれでいいんだ!と勇気をもらった』と感想をいただき
もっとたくさん印刷してみんなに持って帰ってもらえば良かったと思いました」
ーFlower coordinateー
本当に自然の中にいるように感じて頂けるような自生風のアレンジメントを
石舞台の風景や緑が隠れないよう花瓶等は使用せず
お花が自然に感じられるコーディネートに
ーFlower buffet
ゲストの皆様にも参加していただけるようフラワービュッフェを行いました
お好きなお花を1本お取り頂きゲストテーブルの花瓶に活けて頂きました
ーおもてなしのお料理ー
板長とお打ち合わせを行い おふたりの地元愛知と山形の食材をふんだんに使用した
オリジナルの会席料理をゲストの皆様に振る舞われました
ご家族にもより喜んでいただけるように お祖父様のお米を
メニューの中に組み込んだところもこだわりのポイント
ゲストに配られたメニュー表には お料理一品一品に込められた
おふたりの想いも一緒に記載をしていただきました
メニューを読み上げてお食事への期待値を高めてくださっている
ゲストの姿も印象的でした
ーChanging costumeー
色打掛:日本の伝統工芸の1つでもある錦織で織られ 花びら一枚一枚を立体的に表現するために
糸の色を一から染め上げ こだわり抜いた糸は唐織で仕上げられてます
”あなたの魅力に惹かれます”という花言葉があるハマナスが刺繍されており
スモーキーがかった色合いが柔らかく 凛とした印象でお召いただきました
親族の卓でくるっと一周してお着物姿をお披露目していた新婦様
それを見守るゲストのみなさまとの和やかなひととき
ご親族の皆様との集合写真の際
おふたりが事前に書かれた習字の用紙を手に持っての
お写真撮影を行い盛り上がりました
ー新婦からのお手紙ー
「緊張しました 特に父への手紙は今まで言えなかった
心の内を話すことになっていたのでとても緊張しました
私と父の関係性は普通の親子とは違っていたため 自分が思っていたことを言えず
結婚しても父との距離感がぎこちないままでした
今回の手紙で当時の辛かったこと 考えていたことを言えました
この機会でなければ一生父には本音を言えなかったと思います
父からも初めて『昔はごめんな』と言われました
結婚式を機に関係性も少し変わった気がします」
今まで伝え切れなかった想いを一生懸命伝えてくださり
読み終わった後には会場中のゲストはもちろん
スタッフまでも引き込まれるような一体感がありました
ーパーティーを終えてー
「結婚式をするにあたって2人で合言葉にしていた『後悔しない式にしよう』のとおり
悔いのない最高の結婚式を挙げられました
半年以上の準備期間大変だったこともありましたが2人で協力してとても楽しく過ごすことができました
準備期間に出会えた素敵な人たちとの時間もこの結婚式の大切な思い出です
結婚式をしないという選択が増えているなかで
『せっかくやるならこだわりをぎっしり詰め込んじゃえ!』
ということで 新郎新婦お互いのこだわりを思う存分詰め込んだ式になりました
もともと得意不得意が分かれているので分業性にして準備を進めたおかげか
特に揉めたり喧嘩するようなこともなく楽しく当日に向けて準備ができました
どの打ち合わせもとても楽しく本当にスタッフの皆さんに恵まれたと思っています
よく結婚式の話をすると『楽しかったけど2回目はやりたくない』ということを聞きますが
準備期間含めてもう一度やりたいと思えるくらい楽しい期間でした」
ーStaff creditー
Wedding planner: 堀口聡美
Photographer:米津靖之介(PHOTIC PEER)
MOVIE:松川怜加(SHOWA)
Florist:高橋侑那(日比谷花壇)
Dress coordinator:山田萌(THE TREAT DRESSING)